2023(R5)年度から賛助会員制度をリニューアルいたします

お知らせ

いつも三浦綾子記念文学館をお支えくださり、ありがとうございます。
三浦綾子生誕101年目を迎え、“これからの100年”を意識する再スタートの年となりました。
作家・三浦綾子の事績を紹介する拠点として、当文学館は「ここに在り続ける」ことを大事にしたいと思っています。

そのために下記のことに取り組んでまいります。

まずは、膨大な収蔵資料、作家の記録(年譜)、作品本文や解説・発行物等の文章などのデータベースを整理し、公開します。博物館としての責務であると同時に、これらの活動を通して、読者やファン、研究者の獲得につなげることをも目指すためです。
収蔵資料はおよそ5万点あり、これらを整理し直すには莫大な手間を必要とします。そのための人手も設備も必要になります。

また、開館から25年が経過し、当文学館建物や設備も大規模なメンテナンスが必要となる時期にさしかかりました。屋根や外壁、冷暖房設備などから敷地通路にいたるまで、かなり大掛かりな修理や更新が想定されます。

それから、展示のあり方も、再構築します。
これまで、常設展は開館から10年毎にリニューアルしてきました。来館者の社会的な変化に対応するため、今回も予定いたします。それとは別に、インターネット上で閲覧できる展示や、普段はなかなか展示できない収蔵物をオンデマンドでご覧いただくための企画なども検討してまいります。

ほか、作品や展示の多言語化も課題の1つです。
特に、三浦綾子最晩年の小説作品『銃口』が、これまで英訳されていなかったことから、これを当文学館が主体となって取り組んでいきたく、準備しています。

以上のことがらを、「開館30周年記念事業」として位置づけ、当該年度の2028(R10)年度を含む6年間で実施していく予定です。
このことのため、引き続きご支援くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

今回のリニューアルでの大きな変更点は、コース制の廃止です。
 個人:どんぐり、白樺、オダマキ、ナナカマド
 法人団体:ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ

それに伴い、次のとおりとなります。
 年度会費額の案内表記変更
  ・個人 お1人様3,000円以上
  ・法人団体 1団体様20,000円以上
 特典の一部変更
  ・法人団体様は、5名様までの同時入館無料を、入館券10枚の進呈に変更
  ・お礼品は、おまかせグッズか、データベース閲覧のいずれかの選択に変更
   (個人、法人団体共通です)

前回の制度リニューアルから3年での変更ということになり、ご迷惑をおかけして誠に心苦しいのですが、ご理解くださいますよう節にお願い申し上げます。

WEBでは、ご入会/ご継続の新年度受付を開始いたしました。
窓口は、下記URLです。
https://miura-ayako.net/
(現会員の皆さまには、例年同様、3月初めに館報「みほんりん」と共に案内を郵送いたします)

皆さまのご入会/ご継続を心からお待ちしております。
よろしくお願い申し上げます。

難波真実(事務局長)

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